お友達がマコモダケの栽培を始めたんですが、マコモダケって何?ていうくらい食べ方もそうなのですが、そもそも何なのか?知らなかったのです。
調べてみました!
マコモダケって?
「マコモ」は、『日本書紀』や『古事記』でもその名を記された、私たち日本人と関わりの深い植物です。『万葉集』では「コモ【菰/薦】」と呼ばれています。
『萬葉植物事典』によると「マコモ」にちなんだ歌が沢山あるそうです。
「マコモ」は茎葉を乾燥して、神仏の祭事や、みの・むしろ・枕などの生活用具の材料として用いられました。
「マコモ」を束ねて作った枕は、万葉時代には「薦枕こもまくら」と呼ばれていました。
肥大した新芽(マコモダケ)が食用とされます。
また、マコモダケが黒く変じたものからは黒い顔料(マコモズミ)が得られ、お歯黒、眉墨、漆器の顔料などに用いられました。
名前だけ聞くとキノコの仲間を想像しがちですが、水辺で育つイネ科の植物マコモの若い茎が肥大化したものです。
外皮をむいた白い部分を食べます。
マコモダケは、たけのこを優しくしたような食感で、ほのかな甘味、ヤングコーンのような香りがあります。
くせがなくあっさりした味で、さっと茹でたり、グリル焼き、肉や魚と合わせた炒めものにも向いているほか、新鮮なものは生食で食べることができます。
マコモダケレシピ
一番美味しいマコモダケのグリル
ただ、魚焼きグリルかオーブントースターで焼いただけが一番美味しーい。
甘味があって、塩やマヨネーズをつけて頂きます。
サラダにも
新鮮なマコモダケは生で食べてもシャキシャキしていて食感を楽しむことができます。
具沢山の中華サラダに入れてみました。
マコモダケの炊き込みご飯
タケノコのように炊き込みご飯にしても美味しいです。
その他クセがなく、加熱すると甘みが増し油との相性も良いので、炒め物や天ぷらにしてもおいしいです。
マコモダケの栄養
食物繊維が多くカリウムが豊富です。
マコモダケの旬
収穫時期は9月下旬から10月です。
収穫時期が遅くなると「マコモズミ」と呼ばれる黒い斑点が出来てきます。
味が落ちてくるので切り口が白いものを選びましょう。
マコモダケの保存方法
マコモダケは乾燥しないようにナイロンなどの袋に入れ、冷蔵庫で保管します。
通常野菜は生えている状態の、根元を下にして立てて保存するのですが、マコモダケは逆に根側を上にして保存する方が鮮度を保つことが出来ます。
9月中旬から10月の この時期しか食べれない貴重なマコモダケです。
かにのマルマサ【北海道】
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