スーパーで最近よく見かけるホンビノス貝。
グレーがかった色で、大きなものは10cm以上になる二枚貝です。
どうやって食べるのか知らないので敬遠していましたが、はまぐりに似た美味しい貝でした。
お手頃価格でこの味なら、もっと早くに知りたかったと思いました!
ホンビノス貝とは
元々は日本に生息していなかった外来種です。
北米大陸からの船に付着したりしてやってきて、2000年前後から日本の海に定着したと言われています。
アメリカの大西洋岸では、本場のニューイングランドクラムチャウダーは「ホンビノス貝」のみを使うそうです。
この貝で作るクラブチャウダーは間違いなく美味しいと思います。
調理方法
スーパーで購入したものなら砂抜きは不要です。
潮干狩りで摂ったりして気になるなら、暗所で海水程度の塩水に一晩ほど漬けておくことで、ほぼ完全に砂抜きが完了します。
塩水につけてアルミホイルに穴を明けて蓋をして2時間ほどおきましたが、塩水に砂はまったく出てきませんし、食べた時もじゃりっとすることはまったくありませんでした。
酒蒸しや焼き料理などアサリやハマグリと同様の料理法で、食べることができます。
塩気が多いので、塩分は少なめの味つけにすることがポイントです。
汁物に使う時は、塩抜きする方法もあります。
バットやボールに水をひたひたに入れ、2時間ほどおきます。
それでも味付けは、加減しながらにしましょう。
スーパーではお手頃価格で売られていますので、上手に使うと重宝する貝です。
ホンビノス貝の味
はまぐりと比べると、身は黄色がかっています。
風味が濃く、肉厚で食べ応えがあります。
火を通しすぎると堅くなり縮みます。
口が開いたら、すぐに火を止めるくらいがちょうど良いです。
口が開かない貝は死んでいるので食べないようにしましょう。
今回は、酒蒸しにしてバターと醤油を少しかけて食べてみました。
お酒のおつまみにぴったりでした。
砂抜き不要で美味しくて扱いやすい貝なので、これからはお吸い物や鍋などの出汁としても使っていこうと思います。
コメント